2009年2月25日水曜日

【プチ】ソリューション【用語解説】

OO7の新作にすっかり感化されて、ついつい「007公式DVDコレクション」に手を出してしまいました國生です。隔週で私の手元に007が・・・。

ちなみに、ゴールとしてひそかに見ないで置いている、007パロディ邦画「女王陛下の草刈正雄」をいつ見られるか楽しみです。(もちろん公式DVDで頒布はされませんが)
元ネタの「女王陛下の007」を見ないことには手が出せませんので、公式DVDが待ち遠しいです。ちょっと本末転倒でしょうか。

さて。またまた用語をお勉強しました!
今回は【ソリューション】
言葉はよく耳にするけれど説明ができないのでまとめてみました。

 ◆ソリューション

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ソリューションとは?

 『問題点の解決や要求の実現のために構築された、情報システムのこと』

 簡単にまとめると、上記のようになります。
 実際は意味の広い用語で、顧客の要望に応じてシステムの設計を行ったり、それに必要な要素を組み合わせて提供したりすることに加え、「カスタマイズされた製品」「複数の製品を組み合わせたパッケージ商品」の意味もあります。

 要するには、

 ●顧客の要望から始まり、

 ●要望を叶えるためのあらゆる要素を選出し、

 ●それらを組み合わせる

 という3つの要素で構成されてるわけです。
 各要素に相互的な専門的な知識が必要となるので、専門で請け負う業者が必要になってくるんですね。

 ちなみに要素は(ハードウェア、ソフトウェア、通信回線、サポート人員)などです。

 例をあげてみましょう。
 わかりやすく、「紙媒体の帳簿を、データにしたい」会社があるとします。

 まず第一段階
 ●顧客の要望
  →「紙媒体の帳簿を、データにしたい」

  PCを導入して、会計ソフトにすればいい。
  そうですね。その通りです。
  でも、この会社にはPCに強い人間がいないのです。

 そこで第二段階。業者が、
 ●要望をかなえるためのあらゆる要素を選出
  →「PC、バックアップサーバ、会計ソフト、社内LAN、
    会計ソフトの使い方の講師」

  最低限、こんな感じでしょうか。

 最後に、
 ●それらを組み合わせる
 
  どれぐらいの容量とスピードを持ったPCを揃えるのか、会計ソフトは
  どれにするのか。そんなさまざまなことを組み合わせて、使い勝手の
  良いシステムを作り出します。

 これが『ソリューション』の正体(?)です。
 どこまでを紙媒体にして、どこまでをデータ化するかによって規模は変わってきます。実際はもっともっと専門的で、込み入ったものですよね。

 ここまで書いてきて、実はいままでもいろんなソリューションを見てきたことに気がつきました。
 
 それこそ、検討・導入そして失敗まで・・・。
 専門的なことは業者に任せるしかありませんが、自分の会社の規模や作業の実態は、内部の人間にしかわかりません。
 そこをきっちりと見つめることができないと、IT化ってお金だけがかかってしまうんですよね・・・(遠い目)。

 噛み砕いてみると意外と身近なIT用語。
 次はどんな言葉にロックオンしましょうか(笑)。

2009年2月22日日曜日

Intel 爆速SSD X25-Eの実力 - RAIDベンチマーク

 みなさん、こんにちは。かわらばん編集長の安藤です。今回は、前回に引き続きSSDの驚異的性能のお話です。

 この頃、SSDが注目を集めていますね。HDDと比較して、データの読み書きの速度が非常に高速であり、かつ低消費電力であることが今日の需要にマッチしているのでしょう。SSDはご存知のとおり、フラッシュメモリを利用した半導体メモリーのことで、機械的駆動部分がないため、高速であり、機械的衝撃にも強くなっています。

 前回は、単体性能を評価して、カタログスペックを満足することを確認しました。今回はそれに引き続きRAID構成時の性能を評価しました。RAID(レイド)とは、複数のハードディスク(ここではSSD)を組み合わせて、1つの仮想的な1台のディスクとして管理する技術です。データの管理方法によってRAID0からRAID5まで、6種の構成方法があり、それぞれに、高速化、耐障害性等に特徴があります。

 結果ですが、RAID0(4台)で最高でRead 1.0GB/s、Write 821MB/sという、驚異的な性能を叩き出しました。この性能ならば、高速にデータを読み書きする必要があるデータベースサーバや、映像コンテンツの編集用のワークステーションとしても、期待できそうです。

【測定環境】


サーバ

CPUIntel(R) Xeon(R) CPU X3350 2.66GHz
マザーボード Supermicro X7SBi
メモリーDDR II 800MHz ECC 8GB

RAIDカード
製品名ポート数キャッシュサイズ
Adaptec 5805 8 512MB
Areca 1680i 8 256MB
3ware 9690SA-4I 4 256MB

SSD
製品名Intel X25-E 32GByte (SSDSA2SH032G1C5)
特徴 2.5", SATA2, SLC

【測定方法】
 シーケンシャルアクセスの速度を調べるためにddコマンドを使用しました。SSDとHDDのそれぞれ先頭2GBのパーティションを作成し、以下のコマンドで読み書きの速度を調べました。
読み込みdd of=/dev/null if=/dev/sda bs=100M count=20 iflag=direct
書き込みdd if=/dev/zero of=/dev/sda bs=100M count=20 oflag=direct

 ランダムアクセスの速度は、bonnie++を使用して測定しました。SSD全体をext3でフォーマットし、/mnt/にマウントした後、以下のコマンドで読み書きの速度を調べました。
ソフトウエアbonnie++ 1.95
コマンドラインbonnie++ -u 0 -b -d /mnt/

【測定結果】

 ここでは、シーケンシャルアクセスの結果についてお知らせします。ランダムアクセスの結果等、詳しいことはこちらをご覧ください。
シーケンシャルアクセス

Adaptec 5805
(Write Cache=on(wb))
Areca 1680i3Ware 9690SA-4I
(Storsave=performance)
RAID
構成
ReadWriteReadWriteReadWrite
1
(2台)
481MB/s227MB/s342MB/s159MB/s
0
(4台)
1GB/s821MB/s730MB/s515MB/s523MB/s638MB/s
5
(4台)
1GB/s369MB/s737MB/s397MB/s494MB/s325MB/s



 以上のように、Adaptec 5805 + Intel X25-E(4台)、RAID0の構成で、シーケンシャルRead 1GB/s、シーケンシャルWrite 821MB/sという驚異的な性能を得ることができました。
また、各RAIDカード毎にみるとRaid0>Raid5>Raid1 の順に性能が高く、RAIDレベル毎にみるとAdaptec>Areca>3Wareの順に性能が高いということがいえそうです。

 SSDの驚異的な性能は、様々な利用が考えられますね。弊社といたしましても、データベースサーバや映像コンテンツ編集用ワークステーション等、高速にデータをやり取りする必要があるシステムに関して、お客様のニーズに合致したご提案をさせていただいております。お問い合わせやご質問などはこちらからお気軽にお願いいたします。今回はこれで失礼いたします。

2009年2月16日月曜日

【プチ】映画観ました【OO7】【マンマ・ミーア!】

週末に映画三昧しました。
【007/慰めの報酬】【マンマ・ミーア!】の二本立て。

一本目の終了から、二本目の開始までの時間が5分・・・。
本当に立て続けに二本の映画を鑑賞してきました。

【007】は前作の続編ということだったんですが、前作見ておりません。
「なんとなく内容は知っている」ぐらいでも十分に楽しめました。

 のっけから、怒涛のカーチェイス。
 一呼吸おいて、アクションシーン。さらに一呼吸おいて・・・。
 と、言った感じで、緩急のつけ方が絶妙でした。

 主演のダニエル・クレイグは、クールでハードボイルドで英国紳士でステキでした。今までの007を観てきた方には賛否あるようですが。
 

【マンマ・ミーア!】はABBAの名曲で構成されたミュージカルコメディ。
 
 こちらの見所は、なんと言っても、5代目007のピアーズ・ブロスナンが甘いマスクで歌いまくっていること・・・。
 作中での若かりし頃の衝撃の姿に爆笑できます。

 作品自体はさすがにロングランミュージカルなので、コミカルな中にもシリアスなテーマがあって、見ごたえがあります。
 もちろんABBAの楽曲もノリがいい!

 
 英語の作品を見るたびに思うのですが、翻訳者によって映画のイメージが変わってしまうのが難点ですね。
 でも、英語の理解度は30点ぐらいなので、字幕なしで観られるほどでもなく・・・。いつか字幕なしで観られるようになりたいと思いながら十数年(笑)。

 そんな私でも気になる、映画の中の「英語」の違い・・・。
 ジェームスボンドは英国紳士ですから、もちろん英語は「英国英語」じゃないとさまになりませんよね。
(現在のボンドはアメリカ英語らしいです。追記2/18)
 マンマ・ミーアは「アメリカ英語」でしょうか。

 となると、今度公開される【オーストラリア】はオーストラリア英語なのか!
 なんて思ったので、友人に話を振ってみたところ・・・。

 友人「舞台が植民地時代だから、英国英語じゃない?」


 私 「でも、貴族なんてほとんどいないんじゃないの」


 友人「じゃあ流刑地として英国スラング」


 私 「あー、それはありえる」


 でもきっと、正解は米国英語でしょうね。

 日本でも、沖縄を舞台にした作品に日本語字幕がついたことがあります。
 ひとつの言語でも方言とは言い切れない違いがあるものです。

 私自身、青森へ旅行したときは、地元のおばあちゃんたちの世間話が異国の言葉でした。

2009年2月2日月曜日

【プチ】 SSD / フラッシュメモリ / 【用語解説】

ちらほらと梅の咲く季節になってきました。
 専門知識に乏しい國生です。こんにちは。

 メルマガ2号で話題に上がっていたIntelのSSD。
 すごく速い!とのことですが、私にはよくわかりません。

 と、いうわけで(^_^)
 今回は、超初心者向け。SSDってなに?というお話です。
 調べた中でフラッシュメモリも「?」でしたので一緒にまとめました。

 メルマガ2号の内容はこちらから。【Intel 爆速SSD X25-Eの実力】
http://marc.clustcom.com/2009/01/clustcom-news.html

 ◆SSD(Solid State Drive)
 ◆フラッシュメモリ


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SSDとは?

●記憶媒体としてフラッシュメモリを用いているドライブ装置。
●HDD(ハードディスクドライブと同じ接続インタフェース規格(ATA規格)を持っているので、HDDに代わる高速ストレージとして注目されている。

<長所>
●高速化
 HDDと違ってディスクを持たないので、読み書きしたりデータを探すときに、読み取り装置(ヘッド)にディスクを移動させたり回転させたりするタイムロスがない。
●省エネ
 ディスクがないということは、それを回転させるモーターも必要としない。
●耐衝撃性
 破損しやすかったディスク駆動部分がないので、HDDと比較すると衝撃にも強い。

<短所>
●高価
 同じ容量で比較すると、HDDより高価。
 そのため、大容量で利用するとなると価格面で問題あり。
 このため、HDDとSSDを併用して、頻繁にアクセスされるデータのみをキャッシュとしてSSDに格納するといった使い方が考案されている。

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フラッシュメモリとは?

●データの書き換えを行うことができ、電源を切っても内容が消えない半導体メモリの一種。

●「RAM」「ROM」の両方の要素を兼ね備えている。

●「RAM」(Random Access Memory) → データの読み書きは自由に行えるが、電源を切ると内容の保持ができない。
●「ROM」(Read Only Memory) → 一度書き込むと内容を消去できないが、電源を切っても内容を保持し続ける。(データが消えないことを「不揮発性」という) 

●デジタルカメラや携帯音楽プレーヤーなどのデジタル機器の記憶媒体として普及しており、フラッシュメモリをカード型にパッケージしたものの総称が「メモリカード」と呼ばれる。
 フラッシュメモリのパッケージにUSBコネクタを付けたものが「USBメモリ」。

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 言葉だけは知っているけれど、意外とわかっていないことってあるものですね。
 フラッシュメモリなんて完全に「記憶媒体」だと思ってました。
 心底、素人です(^^;

 と、いうことでメルマガでも話題になっていた『特に高性能な『Intel X25-E』」というSSDがいかに胸の躍るものか(?)わかってきました。
 
 弊社で「どれだけ速いんだ」とただいま調査中。
ブログやホームページには載らない極秘詳細レポートはお問い合わせくださった方にのみ進呈とのことです。
 ホームページの問い合わせ窓口から、ぜひお申し込みください!

 お問い合わせフォームはこちら!
http://www.clustcom.com/component/option,com_contact/Itemid,3/

 【Intel 爆速SSD X25-Eの実力】(メルマガ2号)
http://marc.clustcom.com/2009/01/clustcom-news.html