マラソンとヨットで地球を一周する【アースマラソン】に、タレントの間寛平さんが挑戦しているのを、ご存知でしょうか?
2008年12月17日に大阪府大阪市をスタートして、2009年1月1日には千葉県鴨川市からヨットで太平洋横断を開始。現在はアメリカ中盤です。
その後は、アメリカ合衆国 → 大西洋 → ヨーロッパ → 中央アジア → 中華人民共和国を経て、2011年春にゴールする予定だそうです。
移動距離はなんと、陸上2万km、海上1万6000km。計3万6000kmだそうです。
ぴんと来ないほど、大きな数字ですね。
私は、アメリカ入りしてから、初めて公式ブログをのぞくようになったのですが、このブログがおもしろいんです!
リアルタイム進行の挑戦を、文字通り、出来る限りのリアルタイムで伝えています。記事は一日に何度か投稿され、ほぼ毎投稿ごとに写真付き。
遅れて動画もUPされます。
私は、月に数回、まとめて読んでいます。動画は気になるものだけチェック。
今はちょうどアメリカ大陸の真ん中あたりですので、通過する州で新聞に取材されたりして、日本人以外の方から応援を受けている記事も増えてきました。
日本人からは差し入れも多く、そのたびに、記事にはお礼を載せたり、催促したりです(笑)。
この、催促するって感覚が、リアルで、そして庶民的でいいなぁと思うのです。挑戦は2年半もかかります。その間、日本食を我慢するとか、ビールを我慢するとか、そんなストイックさはありません。
そこにあるストイックさは、ひたすら前へ自分のからだで進むこと。
ブログを覗いて記事を読むたびに、すごい挑戦だと感じます。
寛平さんは還暦。そんな年齢の人が、一日に50キロを移動します。
毎日フルマラソン!
若くてもできるものじゃないですよね・・・。
今までの公式ブログの中で、私が一番好きな部分は、ヨットで太平洋を横断するパートです。
波乱万丈で、小説のようにドキドキします。
たった二人だけのヨットの冒険。一ヶ月近くもかかります。
海が荒れたり、魚を釣ったり。
どんどんビールやお菓子がなくなって、何度もキャビンの荷物を再点検して、チョコを見つけたりします。お酒にいたっては、料理酒を飲もうとして挫折したりもしてました。
そして、二人の人間関係がギクシャクしているようなときもあります。
日本からのサポートがネットなどで入ってくるとはいえ、海の上の二人の様子までもがきちんとわかるわけではなく、天気図での天気予想もめまぐるしく変化します。
無事に二人が到着できるのかという不安よりは、次の日は何が二人を待っているのだろうとドキドキします。
それは今も変わりません。次の日は、どんな景色のところを走っているのだろう。空はどんな色なんだろう。どんな人が応援に来るんだろう。
わくわくもあります。
もしお時間があれば、みなさんも、この長くまったりとした冒険劇を楽しんでみませんか?
<アースマラソン公式ブログ>
http://www.earth-marathon.com/
先日、お亡くなりになった忌野清志郎さんが応援歌をリリースされており、これは配信限定リリースなのだそうですよ。
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