2009年11月18日水曜日

【プチ】電子書籍と端末

 携帯電話などに配信されている電子書籍が、徐々に認知され始めているようです。
 
 そんな中、アメリカでアマゾンドットコムが電子書籍端末を販売したことが話題になりました。「キンドル」と名づけられた、この端末。国際版も発売されました。

 「3G通信モジュール」が内蔵されていますが、携帯電話と違うところが二つ。
 ★通信料を自分で払う必要がない。
 ★通信会社と自分で契約する必要がない。
 
 要するに通信費はアマゾン側が負担してくれるということ。
 書籍代だけの支払いで済むようです。
 
 中心価格帯は、書籍の場合12ドル弱、新聞の場合月10ドル~22ドル。
 この価格のなかに、通信費はすでに含まれているのです。

 これまでにも、電子書籍端末は日本でも開発されてきましたが、パソコンでダウンロードした後、接続してデータを移動させる必要がありました。今回の端末では、その必要がありません。

 ただし、このキンドル国際版は「英語のみ」の端末なのが現状です。
 今後、日本語への対応も考えられているようですが、アルファベットだけの英語文章に比べて、日本語はひらがな・カタカナ・漢字への対応が必要になります。

 そして、日本の携帯電話でダウンロードされている電子書籍でさえ、コミックの方がダウンロード率が高い中、コミックを表示する難しさを考えると、日本での電子書籍端末は携帯電話でまかなえてしまいそうです。

 私の個人的な経験から良くと、ipodなどに小説のテキストファイルをダウンロードして読むのは、わりと読みやすいです。これは、そもそもテキストファイルになっている小説が製作されていることが前提になりますね。


電子書籍端末「キンドル国際版」(米・アマゾンドットコム)製品情報
 http://www.amazon.com/dp/B0015T963C

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